マクセルのMXCP-P100 – Bluetooth、USB-C、真鍮製フライホイールを備えた最新のポータブル・カセット・プレーヤー
マクセルでは、Bluetooth対応やUSB-C充電など現代的な利便性を備えた新しいプレーヤーで、カセットのカムバックを捉えたいと考えている。
過去5年間、カセットテープはある種の復活を遂げ、新しい高品質のプレーヤーを入手するのが難しいにもかかわらず、物理メディアの売上は増加している。一時的なノスタルジーのヒットなのか、それとも何年も続くトレンドなのか分からないが、日本の家電メーカーであるマクセルは、この新しいカセット・プレーヤーMXCP-P100が、この復活を利用し、現在市場に溢れている低品質の機器を改善する一助になることを期待している。マクセル社は現在、バッテリー、充電器、記憶装置、プロジェクターなどを製造しているが、以前はカセットテープ、VHSテープ、フロッピーディスク、光ディスクなどの記録メディアで高い人気を誇っていた。
マクセル社の新しいカセット・プレーヤーは、同じようにモダナイズされたレトロな外観のヘッドフォンとうまくマッチするだろう。
MXCP-P100のサイズは122×91×38mm、重量は210g。ポケットに入るサイズだが、2000年代初頭に人気を博したウォークマンよりわずかに大きい。背面にはクリップがあり、バッグに取り付けることができる。上部には、再生、停止、早送り、巻き戻しボタンなどの再生コントロールがある。右側面には、ボリュームホイール、Bluetoothペアリングボタン、3.5mmヘッドフォンジャック、USB-C充電ポート、LED充電インジケーターがある。
内部には真鍮製のフライホイールがあり、回転ムラを抑え、テープの動きを安定させることで高音質を実現しているという。カセットプレーヤーはBluetooth 5.4を搭載しており、ワイヤレスヘッドホンとのペアリングが可能だ。また、3.5mmヘッドホンジャックも搭載しており、旧式のヘッドホンやスピーカーとの接続も可能で、バッテリーの寿命も保つことができる。

MXCP-P100は、有線ヘッドフォン使用時で9時間、Bluetoothヘッドフォン使用時で7時間の再生が可能です。過去のウォークマンのような煩わしいバッテリーはもうない。マクセルの新しいプレーヤーはUSB-C経由で充電可能で、充電しながら使用できる。75cmのUSB-A – USB-C充電器が同梱されている。
マクセルMXCP-P100はブラックとホワイトの2色。マクセルが本社を置き、物理メディアの人気が高い日本でのみ販売されている。現在、マクセルサイトでは両色とも売り切れとなっている。マクセルが初回販売でどれだけのプレーヤーを売ったのか、またいつ購入できるようになるのか、そしてこの興奮が海外でも伝わるのか、興味があるところだ。13,000円で、およそ90米ドル。


